生活保護改悪案がひっそりと成立した
にいがた青年ユニオン@seinenUnion秘密保護法案が注目されていた裏で、ひっそりと成立したのが、生活保護法の改悪案。生活保護を利用していることが後ろめたい、だから法改悪があってもなかなか口に出せない。こういう状態をなくすためには生活保護制度は国民生活のあらゆる底支えをする制度だとはっきりさせる必要がある。就学援助や住民税非課税枠など、あらゆるところに関係してくるのだから。
2013/12/08 07:37:55
何がよくないかと言えば、まず「水際作戦」を合法化しかねない。
申請時に、書類をそろえろというのだから、書類がそろわなかったら申請を受け付けない可能性がある。
次に、親族への照会が強まることから心理的なプレッシャーが強くなること。
親族と縁が薄くなっているのに、ある日突然、生活保護を受けるので手助けしろと役所が言ってくるわけだ。
親族との間がよりいっそう悪くなりかねない。
生活保護バッシングしている人は、よく知ってもらいたい。
生活保護は、生活保護を利用している人だけでなく、さまざまな制度の物差しになっていると言うことだ。
生活保護制度が悪くなれば、その他の社会保障の制度も悪くなる。
どんどん自分に跳ね返ってくる。
社会保障を切り捨てたいという人のねらいを知ってもらいたい。
社会保障をほとんど必要としない金持ちが、社会保障に使わずに別のことに使いたい。
そう考えているのだ。
そう思って、いろいろなことを見渡してもらいたい。
きっと見えてくるものがあるだろう。
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