人は3年毎にクビ、業務は永遠!?派遣労働
派遣切りの悪夢から、それほど時間が経っていないというのに、またもや派遣の規制緩和が出てきた。まず、派遣労働の建前について振り返っておこう。派遣 全職種無期限に 非正社員化進む懸念
労働者派遣法の見直しを議論する厚生労働省の労働政策審議会部会が十二日開かれ、規制を緩和し、すべての職種で企業が派遣労働者を使い続けることができるようにする骨子案が示された。臨時的、一時的な仕事を担う例外的な働き方と位置付けられてきた派遣労働の「普通の働き方」への転換を意味し、派遣労働の固定化や、労働現場で正社員から派遣労働者への置き換えが進む恐れがある。
東京新聞 2013年12月12日 夕刊
にいがた青年ユニオン@seinenUnion労働者派遣は中間搾取している。労基法6条で明確に禁止している。「何人も、法律に基いて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない。」この法律に基づいて許される場合の外という範囲を際限なくするのが労働者派遣法だ。最悪。
2013/12/13 15:49:12
にいがた青年ユニオン@seinenUnion中間搾取は、人を買いあさるだけ。労働条件を良くはしない。悪くする一方。仕事が増えるわけではない。悪いことづくめ。
2013/12/13 15:50:11
にいがた青年ユニオン@seinenUnion労働者派遣は、労働者どうしが集まってつくる労働組合が業として行うならともかく、それ以外は厳しく制限すべきなのだ。ましてや株式会社になどやらせていいわけはない。
2013/12/13 15:51:21
にいがた青年ユニオン@seinenUnion現在の労働者派遣は、2つの柱から成り立っている。1つは専門業務だ。専門性が高く、労働者に交渉力があるのならいいじゃないかということで労働者派遣が許される。この場合は、どの業務でもいいわけじゃない。あらかじめ決められている。そして、期間の上限などの定めはない。
2013/12/13 15:52:59
にいがた青年ユニオン@seinenUnion@seinenUnion もうひとつは、一時的・臨時的業務だ。本当に一時的な、日々雇用に近いような業務だからと許されるケースだ。この場合は、日々の仕事なのだから業務そのものがずっと見込まれるなんてことはあり得ない。原則1年以内(とこれでも長いと思うのに3年まで伸ばせる)である。
2013/12/13 15:55:08
にいがた青年ユニオン@seinenUnion@seinenUnion 業務が3年を越えないのだから、派遣労働者がその途中で変わったとしてもそんなことは関係なく、最初に派遣を使い始めた時からカウントが始まる。3年がやってきたら、その業務を打ち切るか、派遣労働者を直接雇用しなくてはいけない。
2013/12/13 15:56:41
にいがた青年ユニオン@seinenUnion@seinenUnion 正直言って労働者派遣はわかりにくい。なぜかといえば、もともと中間搾取を禁止されているのだから無理な理屈を当てはめている。だからわかりにくい。だったらやめたらいいじゃないかと思うのだが、厚労省は「人を変えて、業務は永遠」案を出してきた。おいおい。
2013/12/13 15:58:26
つまり、今回の厚労省案は、今までの労働者派遣の建前を吹き飛ばすものだ。
労働者にとって、何も良いことのない、ただのギロチン台なのだ。
消費税も増税されるというのだから、会社は業務をどんどん下請け、派遣に出すほど儲かるようになる。
派遣労働者だけではない。
いまは正社員でも、いずれホームレスの炊き出しの列に並んでいるかもしれない。
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