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カテゴリ:労働

お手紙をいただいたので

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お手紙をいただきました。
いつもご支援ありがとうございます。

ニュースで見る新潟の雪の多さにびっくりされたかもしれません。 
こちらも急に降ると困るのですが、しばらくすると「どうせ毎年のこと」になります。
自家用車はスノータイヤに変えなくてはいけません。
変えるのは面倒なんですが、変えてしまえばなんてことはありません。
その年初めての雪道はおっかなびっくり。
たまに雪の壁に突っ込んでしまう車もありますが、だんだん減ってくるでしょうか。

さて、先日の総選挙では与党が勝ったみたいですが、ぜんぜん景気はよくありません。
地方に波及していないのか、それとも中央もよくないのかはわかりかねますが、
ホームページへのアクセス数を見ていると、しだいに状況が悪くなっているように思います。

とにかく消費税が8%に上がってから、いいことなんて一つもありません。
「賃上げが」なんていう話もあるようですが、非正規労働者には縁遠い話ですし、賃上げ率も物価上昇に追いつきません。

いますぐ弱いものいじめの政治はやめてもらいたいと思っています。
 

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全国の労働者のみなさん。

大半の方が、労働組合とは基本的になじみのないもので、個人加盟のユニオンともなると、ほぼ未知の世界に近いのではないでしょうか。
にいがた青年ユニオンは、不安定な働き方の労働者が自らの手で若者のセンスを活かし運営する労働組合です。これまで、解雇や雇い止め、社会保険の未加入、残業代の不払い、パワハラなどを解決してきました。特に、急速に若者の間で広がった非正規雇用に関係の深い労働者派遣法の抜本改正、最低賃金の引き上げなどに力を入れてとりくんでいます。
また、不安定な働き方は、生活の不安定、心の不安定に直結します。実際、やむを得ず生活保護を利用していたり、精神的な病気で悩む組合員もいます。それゆえに、にいがた青年ユニオンは労働組合でありながら、生活を向上させる問題にも積極的に取り組んでおり、それが同じように苦しんでいる労働者からの支持を集めています。いまでもたくさんの相談が寄せられますが、これらかもみなさんから信頼される労働組合であり続けたいと考えています。
にいがた青年ユニオンは、さまざまな困難を抱えた当事者どうしが、知恵や力を出し合い、励まし合い、助け合うことで成り立っています。経験豊富な組合員からアドバイスをもらったり、仲間の団体交渉に参加する経験を通じて、自分以外の誰かの問題にとりくみ、何が正しいことなのか学ぶことは、人生にとって必ずプラスになります。

みなさんには、率直に訴えます。
にいがた青年ユニオンを大きくすることは、不安定な働き方の労働者の権利を向上させることにつながります。もしもにいがた青年ユニオンの活動方針に共感していただけたら、ぜひ加入していただいたいと思います。
にいがた青年ユニオンは、一人ひとりの日々の要求に根ざした活動を行い、お互いに助け合う労働組合です。ぜひ、あなたの力を発揮されることを訴えるものです。

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厚生労働省の労働政策審議会の部会が1月29日、労働者派遣法の改定案の報告をまとめました。
労働者派遣法の改正案が今国会に提出される見込みになり、派遣労働が大幅に拡大される方向になった。企業は3年ごとに派遣労働者を代えれば、どんな業務でも、ずっと仕事を任せられるようになる。派遣の固定化が進んだり、正社員から派遣への置き換えが進んだりする可能性がある。
朝日新聞 2014年1月29日

これまでは直接雇用の置き換えを防ぐために、一部の業務を除き、ある業務で派遣を活用できる期間は最大3年でした。
たとえば、ある業務を派遣労働者のAさん、その次にBさん、その次にCさんと変わったとしても、Aさんがその業務に派遣されてから原則1年、最大3年に「抵触日」を迎え、会社は、そのときの派遣労働者を直接雇用するなどしなくてはなりませんでした。

今回の報告案は、この規制をなくし、3年ごとに派遣労働者を代えれば、業務で派遣がずっと無制限に受け入れられるとするものです。
この場合、ある業務に派遣されたAさんは、3年後にはBさんと変わらなければなりません。また、Bさんは、その3年後にCさんと変わらなければなりません。こうやって派遣先の会社は、いつまでも派遣労働者を使い続けることができるわけです。 

これでは、派遣労働者は一生、派遣労働者のまま不安定な仕事を続けなければなりませんし、直接雇用の労働者はどんどんと派遣労働者に置き換わっていくでしょう。 

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派遣切りの悪夢から、それほど時間が経っていないというのに、またもや派遣の規制緩和が出てきた。

派遣 全職種無期限に 非正社員化進む懸念

労働者派遣法の見直しを議論する厚生労働省の労働政策審議会部会が十二日開かれ、規制を緩和し、すべての職種で企業が派遣労働者を使い続けることができるようにする骨子案が示された。臨時的、一時的な仕事を担う例外的な働き方と位置付けられてきた派遣労働の「普通の働き方」への転換を意味し、派遣労働の固定化や、労働現場で正社員から派遣労働者への置き換えが進む恐れがある。

東京新聞 2013年12月12日 夕刊
まず、派遣労働の建前について振り返っておこう。








 つまり、今回の厚労省案は、今までの労働者派遣の建前を吹き飛ばすものだ。
労働者にとって、何も良いことのない、ただのギロチン台なのだ。 

消費税も増税されるというのだから、会社は業務をどんどん下請け、派遣に出すほど儲かるようになる。
派遣労働者だけではない。
いまは正社員でも、いずれホームレスの炊き出しの列に並んでいるかもしれない。 

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